【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 「港南台パーク歯科クリニック」

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【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例

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治療内容

右側下顎臼歯部のインプラント治療

期間

およそ1年

治療回数

14回

費用

・インプラント手術(骨造成を含む)        297,000円(税込)
・仮歯                      16,500円(税込)
・被せ物(ジルコニアクラウン+アバットメント)   143,000円(税込)

治療前の状態・主訴

今回の患者様は60代の女性で、右側下顎第一大臼歯の治療相談でご来院されました。

来院時に急性症状はなく、違和感を覚える程度でした。他院で治療困難で抜歯が必要と言われたことがあるとおっしゃっていました。

 

治療前口腔内X線画像|【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

治療詳細

Ⅰ . 治療方針決定

 

X線検査や歯周組織の検査を行いました。

治療困難と言われるような明らかな異常は認めなかったため、一度保存を目的として、根管治療を試みました。

 

治療前口腔内画像|【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

 

X線写真では、歯の内部に金属の土台が残っており、丁寧に除去し根管内を顕微鏡を使いながら治療を進めていきました。

すると、残念ながら根の一部に穴が空いていることがわかり、患者様に顕微鏡についているカメラで撮った画像を見てもらいながら状況をご説明いたしました。

患者様にお伝えしたのは、 ”穴が空いているのは歯根の一部であること” 、 ”歯を抜いた後の治療方法” の2点です。

 

ご説明をふまえ、以下の治療方法を提示させていただきました。

①穴の空いた歯根のみを抜き、残った歯根を使ってブリッジ治療

②歯を丸ごと抜き、ブリッジ治療

③歯を丸ごと抜き、インプラント治療

④歯を丸ごと抜き、入れ歯治療

 

患者様は ”しっかりと噛めるようになること” 、 ”長持ちすること” を希望され③を選択されました。

 

Ⅱ . 抜歯

歯の周りの組織を傷つけないように丁寧に抜歯を行いました。

 

Ⅲ . 診断

インプラント埋入時期と埋入方法について簡単にまとめました。

埋入時期 タイミング 特徴
即時埋入 抜歯と同時 治療期間が短い
骨や歯肉の保存に有利
感染や骨欠損の少ない症例に適応
早期埋入(軟組織治癒後) 抜歯後約4〜8週 歯肉の治癒を待って埋入
早期埋入(骨治癒開始後) 抜歯後約12週〜16週 歯肉・骨の治癒が進み埋入しやすい
適応範囲が広い
待機埋入 抜歯後約6ヶ月程度 骨治癒完了後に埋入
感染症例や大きな骨欠損症例に選択されることが多い

 

インプラント埋入方法には、以下のように1回法と2回法があります。

☆1回法(非埋没法):

インプラント埋入時に歯肉の上へ連結部を出して治癒を待つ方法です。

型取りの際に外科処置が不要なため、治療期間の短縮と身体的負担の軽減が期待できます。

☆2回法(埋没法):

インプラントを歯肉の中に埋めて治癒を待つ方法です。

治癒期間中にインプラントを保護できるため、骨造成を伴う症例などで選択されます。

 

幸いにも歯根の周囲に感染は少なく、組織が十分に保存されていたため、歯茎が治癒した段階でインプラントを埋入し、合わせて骨の治癒が起こっていない部分に骨造成をする計画を立てました。

抜歯後1ヶ月半でCTを撮影し、慎重に精密なシュミレーションを行う2回法で埋入することとしました。

 

Ⅳ . インプラント治療

当日の体調に問題がないことを確認後、改めて治療計画をご説明し、同意書にご署名いただきました。その後、麻酔を行い、慎重にインプラントを埋入しました。

45分ほどの処置時間で、X線検査にて問題ないことを確認し、終了としました。

 

インプラント埋入後X線画像|【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

 

Ⅴ . 型取り(仮歯用)

インプラントと骨の結合には、約4ヶ月かかります。

結合を確認後、歯茎に切開を加え、インプラントにパーツを装着しました。

治癒を待ってから、型取り用のパーツを装着して歯型を採りました。

 

Ⅵ . 仮歯装着、歯茎の調整

仮歯を調整しインプラントに装着しました。

天然の歯列のような歯茎のラインを作るために仮歯を調整し歯茎を整えました。

 

Ⅶ.  型取り

今回のケースではインプラントを入れてから約6ヶ月で型取りを行いました。

 

Ⅷ. 被せ物の装着

インプラントの被せ物のジルコニアクラウンを調整し、口腔内のインプラントに装着しました。

インプラントの被せ物には

1 :セメントで固定する被せ物

2 :ネジで固定する被せ物

があります。

今回のケースでは2を選択しました。

 

インプラント被せ物画像|【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック 治療後口腔内画像|【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例|港南台の歯医者 港南台パーク歯科クリニック

 

Ⅸ.  ナイトガードの装着

インプラントが長持ちするようにナイトガードを作成しました。

歯や被せ物、インプラントを保護するのと同時に顎関節症の予防にもつながります。

治療後の様子

装着後に一度だけ噛み合わせの調整を行いました。その後は問題なく過ごされているようでした。

患者様は、久しぶりに右側の奥歯で物を噛むことができ、また見た目も自然な仕上がりに大変満足されていました。

主な副作用・リスク

・インプラント治療は全身状態やお口の中の状態などにより適応とならない場合がございます。

・インプラント治療は長期予後を完全に保証するものではございません。

当院では術前にしっかりと診査診断を行い、可能な限り長期予後を望めるように努めております。

港南台パーク歯科クリニックでは最善の治療法で患者様のお悩みを解決します

当クリニックでは患者様と十分に相談し、患者様にとって最善の治療法をお勧めいたします。

 

今回のケースは早期埋入の2回法を選択したことで、自然な仕上がりになっただけでなく、清掃性(磨きやすさ)も獲得できたと思っております。清掃性確保のためにインプラント治療に加え歯肉の移植が必要なこともあります。

 

港南台パーク歯科クリニックではインプラントを長持ちさせるために、患者様一人ひとりに合わせた治療オプションをご提供いたします。お困りの方はぜひ一度当クリニックへご相談ください。

 

港南台パーク歯科クリニック 副院長 野上

 

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