2026/07/30
, インプラント

治療内容
前歯のインプラント治療期間
6ヶ月治療回数
12回費用
・インプラント手術 253,000円(税込)
患者様は40代の女性の方です。前歯の歯茎の腫れを繰り返しており、歯が揺れているとのことでした。インプラントを検討する中で当院のホームページの症例写真をご覧になり、「治療結果が綺麗だったので、遠方からの来院ではあるが相談したい」とのことでご来院されました。
①検査・相談
こちらが初診時の写真になります。

左上1番目の歯(青い矢印)に揺れを認め、歯周ポケットの検査をしたところ、歯周ポケットが周囲の歯に比べて深いことが分かりました。また、他の歯に比べると歯の長さが短く、左右非対称になっていました。レントゲンやCTにて詳しく検査を行なったところ、左上1番目の差し歯の土台となっている根が折れていることが分かりました。
残念ながら根が折れてしまっている歯は残すことができないため、抜歯が必要となります。抜歯後の治療方法としてはインプラント・ブリッジ・部分入れ歯がありますが、患者様は『極力自然で違和感のない方法』を希望されたため、患者様とご相談のうえ、インプラント治療を行なっていくこととしました。
②抜歯と仮歯の装着
今後インプラント治療を予定しているため、左上1番目の歯に部分麻酔を行い、極力周囲の歯を傷つけないように丁寧な抜歯を行いました。
抜歯した歯茎が治るまでは隣の被せ物を外して、ブリッジによる仮歯を装着しました。


③インプラント処置
抜歯した部位が治るのを2ヶ月ほど待ちました。その後、インプラントを入れる処置と周囲に骨を作る処置も同時に行いました。処置は部分麻酔下で1時間ほどで終了し、術後は腫れが出たものの、痛みは痛み止めで問題なくコントロールできたとのことでした。

④仮歯の装着・仮歯の調整
インプラントと骨が結合するのを3ヶ月ほど待ち、仮歯を装着しました。仮歯を数回調整して、見た目を整えていきました。

⑤ジルコニアセラミッククラウンの装着
いよいよ最終的な被せ物ができあがってきました。こちらが最終的な被せ物になります。


微調整を行い、被せ物をセットしました。


患者様はほぼ左右対称な綺麗な歯が入り大変喜ばれておりました。現在は年に数回、メインテナンスで通院いただいております。
・予後を完全に保証するものではありません。
・インプラント治療は保険適応外となります。また、お体やお口の状態によっては、治療が適応できない可能性がございます。
・インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病(インプラント周囲炎)になるリスクがあるため、定期的なメインテナンスおよびご自身でのケアが非常に大切です。また、インプラント治療前に歯周病治療をしっかり行なっておくこともインプラント周囲炎のリスクを下げるためには重要です。
今回の症例は左上前歯の歯根破折に対するインプラント治療でした。前歯のインプラント治療は奥歯と異なり、審美的な要素が加わるため、非常に繊細な処置が必要です。抜歯時に極力周囲の骨や歯茎を傷つけない、インプラント処置時に将来的な被せ物の位置を想定してインプラントを入れる、仮歯の調整も細かく行うなど、こうした細かい積み重ねが、自然な見た目と長期的な安定につながります。

今回のケースでも最終的な被せ物はほぼ左右対称になり、自然な仕上がりとなっているかと思います。またインプラントの隣の右上1番目の被せ物も、より精度の高い被せ物が入ったことで歯茎の赤み(腫れ)が改善しているのが術前後の写真を比較していただくと分かるかと思います。
今回は、遠方から当院のホームページの症例をご覧になり、ご来院いただいた患者様の症例をご紹介しました。港南台パーク歯科クリニックは多数のインプラント実績がございますので、インプラント治療をご検討されている方はぜひ、当院で一度ご相談をいただければ幸いです。スタッフ一同お待ちしております。
港南台パーク歯科クリニック院長 川又
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港南台パーク歯科クリニック
院長 川又

国立新潟大学歯学部卒/自治医科大学附属病院歯科口腔外科にて研修修了
所属・修了:ストローマンインプラントBasicコース修了/ストローマンインプラントGBRコース修了/JIADSペリオ(歯周病)コース修了/他
「親切、丁寧に」をモットーに日々診療をしております。虫歯治療、顕微鏡を用いた根管治療、審美治療、インプラント治療など、幅広い分野の治療に対応可能です。お困りの方はぜひ一度ご相談にいらしていただければ幸いです。
【症例】右下奥歯に2回法のインプラント治療を行った症例
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